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HiRC: 青山学院大学 ヒューマン・イノベーション研究センター

HiRC公開フォーラム2013 第4回

HiRC公開フォーラム2013 第4回

イノベーションのフロンティア:創造的な研究成果を生み出す施設・組織の条件とは?
〜ラボ設計の世界的権威、ケン・コーンバーグさんをお招きしてのレクチャー&ディスカッション〜

科学者一家の三男に生まれたケン・コーンバーグ氏は、家族の中で唯一人だけ科学者にはならず、建築家となって、世界各地の名だたる研究所の設計・デザインに携わってきました。その彼が一貫して主張しているのは、ノーベル賞クラスの成果を生み出すためには組織内のコミニケーションや交流を恣意的に活性化する必要があり、そのためには建築的アプローチも有効な手段となり得るということです。
研究施設の入り口やロビーの形状、スタッフが毎日ランチに利用するカフェテリアを建物のどこに配置するかが人の動線を決定づけることになるので、研究機関内で働く科学者たちが頻繁に対話する機会を増やすため、戦略的に建物の設計をすることが極めて重要であるというのが彼の主張です。同時に彼は、優れた成果を出す研究チームほど様々な国や文化、異なる研究分野出身の混成チームであることに注目し、多分野横断的なコラボレーションこそがイノベーションの鍵であるとも述べています。

コーンバーグ氏の主張は、グローバル化への対応の遅れが指摘されている日本にとってはそのまま取り組むべき課題であり、青山学院大学ヒューマン・イノベーション研究センター(HiRC)が掲げる、教育機関、公益・非営利機関、企業における、組織学習による知的創造環境(仕組み)のデザイナ、プロデューサの育成というテーマと取り組む上でも重要な示唆に富むものです。ぜひこの機会にコーンバーグ氏の理念を共有し、会場の皆さまと共にコーンバーグ氏との対話ができればと思います。


開催概要

  • 主催:青山学院大学  ヒューマン・イノベーション研究センター
  • 助成:アメリカ合衆国大使館、青山学院ヒューマン・イノベーション・コンサルティング株式会社
  • 協力:オリエンタル技研工業株式会社、アグロスパシア株式会社
  • 日時 2013年10月11日(金) 11:00〜12:30 (受付開始10時30分)
  • 会場 青山学院大学 本多記念国際会議場 (17号館6階) (青山キャンパスアクセスマップ)
  • 定員 120名(参加費無料)

講師プロフィール

ケン・コーンバーグ(Kenneth Kornberg)氏

コーンバーグ・アソシエイツ代表取締役のケン・コーンバーグ氏は、スタンフォード大学を1973年に卒業。 建築学士号と工学修士号を取得した後、商業ビル、劇場、ショッピングセンター、住宅などのデザインを手がけ、1979年、スタンフォード大学 の遺伝学ラボのデザインを受託したのを手はじめに、世界各地で数百に及ぶ研究施設のプロジェクトに携わってきました。彼が手がけた我が国の沖縄科学技術大学院大学の建物は、景観、及び、稀少植物など、立地環境に最大限配慮したデザインが高く評価され、世界から注目を集めています。 ケン・コーンバーグ氏は、ノーベル生理学・医学賞受賞者のアーサー・コーンバーグ博士を父、スタンフォード大学の構造生物学の教授で、 2006年にノーベル化学賞を受賞したロジャー・コーンバーグ博士を長兄に、また、母も二番目の兄も著名な生化学者という、科学者一家に育ったことでも知られています。

式次第

10:30  受付開始および開場
11:00  開会  ヒューマン・イノベーション研究センター 所長よりご挨拶
11:10  アメリカ合衆国大使館よりご挨拶
11:15  講師:ケン・コーンバーグ氏 ご紹介
11:20  講演:ケン・コーンバーグ氏
12:00  質疑応答とディスカッション
12:30  閉会


開催報告

大学内外からの参加者の皆様による活発な発言もあり、本フォーラムは盛大に開催されました。

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また、協力企業のご助力により新刊『21世紀のラボラトリーデザイン』(オリエンタル技研工業株式会社編)が参加者に配布されました。

追記: 本フォーラム参加者による報告リンク集


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